2時間でわかる図解 Eメールで市場を即100倍に広げる本―Eメールマーケティングの効果をつかむ工夫と方法

目次

第1章 Eメールマーケティングがブレイクし始めた!
第2章 Eメールマーケティングの基礎をおさえよう
第3章 Eメールマーケティングのツールをおさえよう!
第4章 Eメールマーケティングの成功事例に学ぼう
第5章 企業の各部門でEメールマーケティング展開をはかる
第6章 Eメールマーケティング実践の8ステップ
第7章 こうすればEメールマーケティングの危機管理は万全になる
第8章 楽天市場のEメール活用術に学ぼう


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一時は絶大な効果を発揮するとして、注目を集めたEメールマーケティングだが、ユーザーに届けられるEメールの数が増えるにつれ、その質が問われるようになっている。

本書では、Eメールマーケティングで成果を上げている企業の事例とともに、Eメールマーケティングで成功するためのテクニックを紹介。Eメールマーケティングで重要なマナーやクリック率を上げるための書き方、配信方法などについて触れられている。

事例として登場するのは、返信率30%を誇る大京(ライオンズマンション)の「サンキューメール」や、月間売り上げ4000万円を突破したワイナリー和泉屋の「セラーに行こう」、平均クリック率22.6%を誇り、バイラルマーケティングのモデルケースとして注目されるシーエー・モバイルサイバーエージェントの戦略子会社)のモバイルEメール広告「パケお」、売り上げを36%伸ばすことに成功したTSUTAYA onlineの「モバイル・クーポン」など。Eメールマーケティングの総合支援企業「カレン」の取締役2人が書いているだけに、解説は簡潔ながら、的を射ている。また、Eメール配信シェアウェアメールマガジン発行システム、顧客に合わせたメールのカスタマイズを実現する多機能配信エンジンなどのサービスが、URLつきで一覧になっているのは便利だ。

本書では、こういった効果を上げるためのテクニックの紹介に加え、リスク管理についてもアドバイスされている。内容の誤りや誤配、個人情報の流出、ウィルスなどの危険を避ける方法や顧客クレームへの対処方法など、主要なリスクとそれに対する対処法が簡潔にまとめられている。

具体的なメールの配信方法やカスタマイズ方法、効果分析法など、技術的な部分に関しては他の書籍を参照する必要があるが、これからEメールマーケティングを始める、あるいはEメールマーケティングのやり方を見直してみたい、という人には実践的で参考になる1冊だ。(土井英司)


内容(「BOOK」データベースより)
Eメールマーケティングの基礎から実践まで、やさしく解説。有名企業の成功事例が収録されていて、参考になる。企業の各部門(商品開発部門、宣伝部門など)でのとりくみ方がわかる。楽天市場でのEメール活用の秘訣にせまる。

内容(「MARC」データベースより)
Eメールマーケティングの基礎から実践までをやさしく解説。有名企業の成功事例、企業の各部門(商品開発部門、宣伝部門など)でのとりくみ方、楽天市場でのEメール活用の秘訣などを紹介する。


著者 西田 徹
現場で培ったノウハウを凝縮しました! 共著者の1人、西田と申します。
Eメールマーケティングに関する本を出すのは2回目です。前回が「理論編」だとすると、この本は「実践編」。24時間・365日、Eメールの事だけを考えて過ごしている我々が、実際に体験した成功/失敗の数々をノウハウとしてまとめたものです。
大企業のマーケターにも、小規模商店の店長さんにも役立つように構成しました。