僕は一生サラリーマンなのだろうか?

僕は一生サラリーマンなのだろうか? (Nanaブックス)

僕は一生サラリーマンなのだろうか? (Nanaブックス)

目次

■第1章 会社に甘えているだけじゃダメ
フリーターでもいいんじゃない?
嫌なら辞めれば?
マジョリティのリスク

■第2章 自分の頭で考える
上司の言うことを無視する
部下からの信頼を取り戻す
サラリーマン=スペシャリスト
好きなことをする
自分の長所を伸ばせ
部下のリスクを拡大させる

■第3章 自由とリスクは表裏一体
リスクを負わない上司はチャンス
「ジンザイ」には四つの種類がある
サラリーマンは何を売っているのか?
日本独特の制度
何をするにもリスクが伴う
成果主義と自己責任
リスクは積極的に取るべし

■第4章 自己責任は感謝が生み出す
本当に自分一人で仕事をしているのか?
チームプレイが重要
重要なのは考えること
平等と公平と公正
自分の人生を生きる
自分会社の社長になる
リスクは感謝を招く

★著者からのアドバイス


出版社/著者からの内容紹介
こんなはずじゃなかった。
そんなあなたを救う奇跡の「自分探し」小説

広告代理店に勤める営業マン・中村修平(32歳)は電車の中で悩んでいた。
「オレ、なんでサラリーマンやってるんだろう」
きっかけは、4歳になる息子の翔太からの質問「会社っておもしろいの?」だった。
何のために働いているのだろう? 何のために生きているのだろう? こうして修平の自分探しの旅が始まった。
自分と会社との曖昧な関係、上司や部下との確執、妻や子供との助け合い、父と息子との問題を乗り越え、果たして修平は、無事に自分の求める答えを見つけることができるのか? 今まで誰にも書けなかった、「働くこと」「生きること」の目標に限りなく迫る、新世代を代表する著者の傑作「自分探し」小説。


内容(「BOOK」データベースより)
こんなはずじゃなかった。そんなあなたを救う奇跡の「自分探し」小説。

内容(「MARC」データベースより)
こんなはずじゃなかった-。自分探しの旅に出たサラリーマン・修平。でもなかなか「自分」に出会えない。なぜなら探す場所が間違っていたからだ。誰にとっての「自分」も、必ずすぐ近くにある…。奇跡の「自分探し」小説。

出版社からのコメント
「これ以上、働くあなたの悩みを正しく解消できる本があるなら教えてほしい。 間違いなく、著者最高傑作」(編集担当者)

同著者の著作は、どの本も楽しく一気に読めてしまうものばかりですが、この本は「働く」「生きる」という誰にでも当てはまる普遍的な内容で、特に楽しく読めると思います。楽しいだけじゃなく、考えさせられ、勇気づけられ、行き詰まり感や不安感を解消してくれます。そして何より、働き方の様々なヒントを教えてくれます。
本書で扱われているテーマはどれも根本的です。「仕事は楽しいですか?」「何のために働いているのですか?」などの質問に、明確に答えられない方はぜひ本書を読んでみてください。ここではお金の稼ぎ方とか、キャリアアップできる転職の方法とか、部下を育てるコーチングの理論などは書かれていません。ですが、それ以上に皆さんの仕事に役立つ考え方が書かれています。コーチングなどは、難しい理論を学ぶより、本書で書かれている部下との接し方を知るだけで必ず環境が変わります。
マネジメントで悩んでいる方が、そのスキルをどんなに勉強してもほとんど役に立たなかったり、ファイナンスの理論を必死に学んでも現状を変える実践力は身に付かないことは多々ありますが、それは現実世界に落とし込んだときに活用できるだけの「考え方」の根っこを理解していないからだと思います。本書はその根っこの部分を徹底的に考えます。決して安易な解決策でわかった気にはさせません。この本の主人公は、常に問題の中心へと降りていくのです。
それが、この本を比類なき自己啓発書、究極の自分探し小説として推薦する所以です。
まだ真の目標が見つからない人、自己啓発書を読み漁っている人、ビジネススキルの習得ばかりに注力している人、サラリーマンであることが嫌な人、あるいは、すでにある程度のポストに就いて「働き方」の本などすっかりご無沙汰という方にも、ぜひ手にとって読んでもらいたい一冊です。2005年度の一押しビジネス小説。