パーミションマーケティング ブランドからパーミションへ

パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ

パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ








One to Oneを超えて


インターネットによって
「One to One」は
「パーミション」へと変化する!

セス・ゴーディンはあなたが手にしているこの会心作で、
インターネット・マーケティングのグル(導師)にのぼりつめた。
陳腐な言いかたかもしれないが、真の「必読書」だ!
    トム・ピーターズ
私の予言は、地球上のすべての企業が
パーミション・マーケティングを受け入れるであろうというものだ。
    ドン・ペパーズ

そうなのだ!私の予言は、地球上のすべての企業が
パーミション・マーケティングを受け入れるであろうというものだ。
ライバルから顧客を奪い取る攻撃的な武器として、あるいは
電子商取引の中での「ありふれ化」の波から身を守る防波堤として。


インタラクティブなインターネットの世界で、お客様相談窓口で、
営業の最前線で、そこでの競争ルールを学びたい人たちにとって、
この本は大いに参考になるだろう。
電子商取引で「ありふれ化」の脅威にさらされ、
利益の圧迫を受けているのであれば、
この本はあなたにぴったりと言って良い。


インタラクティブ時代において
最もあり得るであろう顧客との関係性を理解したいという向きも、
この本をお読み戴きたい。


自分はそんなこと期待しちゃいないよ、とおっしゃるのであれば、
どうぞ他を当たって下さい。


しかし。
この本を読まずして、他に何をしようというのですか?

インターネットは世のすべてを変える前に、
マーケティングを変えつつある。
古いマーケティングパラダイムは死にゆくのみだ。
パーミション・マーケティングは大企業にも、
規模の小さい企業にも必ずや効果的である。
インターネットであろうとなかろうと、
生活者向けであろうと法人向けであろうと、
すべてのビジネスの役に立つのだ。

あなたのせいじゃない。
実際、無理な話なのだ。


ひとは自分の周囲の世界が高速で動きはじめたような錯覚におちいり、
目の前がかすんでくる。
空港に行ってもテレビに追いかけられるし、
トイレに行くと便器に広告が貼りついている。
電子メールにもニュースレターがくっついていて、
携帯電話はあなたがどこに逃げていても追いかけてくる。


混乱は進む一方だ。
その証拠に、今日あなたが出会ったマーケティング・メッセージはいくつあるか、
数えてみるといい。


90年ものあいだ、
マーケティング担当者たちはある一つのマーケティング手法のみに頼っていた。
広告を見るものが何を考えていようが(何を考えていまいが)

おかまいなしに、心の中に「土足で」ずかずかと上がり込む、おなじみの手法、
「土足マーケティング」である。

あなたは忙しい。
やるべきことは山済み、時間はない。
絶え間なくだれかに話しかけられている。

あなたが毎日なんらかのメディアから話しかけられる時間は4時間を超える。
そしてそのたいていのものは、あなたが何かするじゃまをしている。
ゆっくりと静かに考え事をすることは、日を追う毎に難しくなっている。