e-ビジネス 企業変革のロードマップ

ビジネスパーソンの皆様、こんにちは。

日本国内は今日から3連休もとれるように祝日が連続しているようですね。

「なにヲーー、私は連休中も仕事さ、シゴト!」という方がいらっしゃいましたら、

通勤時間や、就寝前には『東京ビジネス図書館』がご紹介する『いい本』でも読んで、元気出してくださいネ。

さて、今日見つけた『いい本』は、タイトルも直球w、こちらの本です。 


e‐ビジネス―企業変革のロードマップ

e‐ビジネス―企業変革のロードマップ


e-ビジネスで勝ち抜くためのロードマップ
新しい経済、新しい仕組み、新しいルールが生まれようとしている。

顧客から企業への双方向の情報・商品の新しい流れは、
既存企業の経営陣を震撼させ、伝統的なビジネス価値の見直しを迫っている。
この全く新しい世界で企業が勝ち残るには
「事業基盤の構造的な変革を行い、e-ビジネスにすべてをシステム統合するしかない」
と本書は主張する。
時代の大きな変革期に、今後採るべき道を明快に示してくれるビジネス書として、
全てのビジネスマン、経営者に贈る!


「序文」を書いているのは

bウェブ革命 ネットで勝つ5つの戦略 (Impress Business Books)

bウェブ革命 ネットで勝つ5つの戦略 (Impress Business Books)

  
デジタルチルドレン

デジタルチルドレン

などの執筆者、ドン・タプスコット氏ですね・・・


新たなビジネスモデルと富の創造

デジタル経済における競争力と富の源泉は、情報技術の活用、品質改善、プロセス・リエンジニアリング、
迅速で効果的な意思決定、エンパワーメントといった経営技術ではない。
ビジネスモデルの革新である。

「革新」この言葉を使う人が多いですね。

20世紀の富は、産業化時代の企業によって創出されてきた。
その企業形態は明確な特徴をもって確立されてきた。
組織は、ピラミッド型の命令系統と内部経済性によって構造化され、
出版・放送技術によるマーケティング活動が収益拡大に貢献した。
業種を問わず類似した製造設備やプロセスが確立され、マネジメント理論が発達した。
この時代に開発された情報技術アプリケーションは、上記の前提条件を具現化したものであった。

じゃあ、未だにほとんどのカイシャは20世紀の組織構造のままかもしれませんね。

ところが、世界が放送技術から双方向型パラダイムに移行するにつれ、この前提が大きく変化し始めた。
インターネットによって成長した新たな経済基盤は、
企業に関する様々な前提条件に対して再検証を迫っている。
偏在性、耐久性、帯域幅、機能ともに発達したネットワークが、まるで皮膚のように地球全体を覆いはじめ、
富を創造する新たなビジネスモデルが出現した。

この現実が目に見えにくいんですよね、実際は。


e-ビジネス・・・・・・企業変革へのロードマップ

ネットワーク基盤に立脚する新しいビジネスモデルが真に競争力の確立と富の創造への鍵であるなら、
ラビ・カラタコ氏とマルシア・ロビンソン女史の共著である本書は、実にタイムリーである。
情報技術関連企業のマーケティング・スローガンとして語られ始めたe-ビジネスという用語は、
現在ではビジネス戦略の中核的テーマとなりつつある。
ところが、経営者のほとんどは、未だにe-ビジネスやe-コマースを単にネット上で売買を行うことだと考えている。
本書の著者であるラヴィとマーシャは、それをはるかに超えるものを見せてくれる。
彼らは、新たなビジネスモデルを可能にする主要技術に関する情報と同時に、
我々が現時点から将来到達すべき場所へ進むための実践的アドバイスを提供してくれている。
本書を読めば、近い将来にすべてのビジネスがe-ビジネスに変容するといわれる理由が理解できるだろう。

そうなんですか、楽しみになってきましたw


「まえがき」を読んでみましょう・・・・・・


e-コマースは、競争のルール、アクションのスピード、リーダーシップの本質を変化させている。
すべての経営者がこの変化を実感している。
彼らの企業はe-コマースの分岐点に立ち、目前には幾多もの道があるが、
いずれが成功へと続くのかは誰にも分からない。

行く手にはどんな障害が待ち受けているのか?
どのようなビジネスモデル、経営戦略、戦術が企業に成功をもたらすのか?
次世代のビジネスアプリケーションとはどのようなもので、誰から提供されるのか?
どこに助けを求めるべきなのか?

もう、のっけから悩みがイッパイになっちゃいますね・・・

これらの疑問に悩まされ夜も眠れない人々にとっては、本書こそ正しい処方箋である。
本書が扱っているのは、以下のような厄介な疑問である。

・苦悩する他社を尻目に、特定の企業がe-コマースで成功しているのはなぜか?
・どのようなビジネスが、顧客の問題に対して差別化された解決策を提供しているのか?
・成功企業は、いかにして既存のアプリケーションから新たな統合e-ビジネスアーキテクチャに移行しているのか?

なるほど、それならぐっすり眠れそうですネw

本書は、ベスト・プラクティズ企業の詳細なケーススタディを通して、e-ビジネスの基本コンセプトを検討する。
そして、e-コマースの猛攻を生き残り成功するために、
ステップ・バイ・ステップで戦略の選択と実行に関するガイドラインを提示してゆく。

そうですか、よろしくお願いします・・・


e-コマースからe-ビジネスへの移行

e-コマースはもはや広く普及している。
新千年紀を目前にして、インターネットとe-コマースが産業界の推進力を担っている。
e-コマースの波及による影響と無関係な企業や業界はほとんど存在しない。
e-コマースは幾多の企業のビジネス手法を変え、顧客のための新たなチャンネルを創出し、
さまざまな業界のリーダー企業の地位を脅かしている。

私たち個人も、無関係ではないということですね・・・

e-コマースの準備は万全だろうか。既存企業の経営者たちはこの新現象を理解しようと必死だが、
それらの企業がe-コマースを理解し始めた途端に、今度はe-ビジネスという波が押し寄せて来ている。
激化する競争環境とe-コマースのもたらす市場機会は、
旧来型の企業に柔軟、敏速で顧客指向のe-ビジネスモデルの構築を迫っている。
言い換えれば、企業体がその本質から変容を遂げつつあるのである。
そして、構造的進化の次段階こそがe-ビジネスである。

ふー、そんなに劇的な変化なのですね・・・

e-ビジネスを理解しているだろうか。
e-ビジネスは、高度なビジネスモデルが必要とするビジネスプロセス、
事業アプリケーション、組織構造の複雑な融合体である。
そのメッセージは単純で、e-ビジネスへの移行なくしては、e-コマースの効果的な実行は不可能なのである。
また、なんとか移行しようとして対処療法的な解決策に走る経営幹部が多いが、
いずれ高い対価を払うことになるであろう。

理解不足を感じてしまいました・・・

新たな経済環境における競争に向けて、効果的な戦略の立案に本気で取り組む経営者は、
相互に連結された業務アプリケーション群を基盤とする次世代のe-企業の基礎構造について理解しておかなければならない。
本書は、デジタル経済で生き残り、繁栄することができる革新的e-企業を構築するためのマスタープランを提供する。


それでは、e-ビジネスを成功へと導くことができるのか、
じっくりと本書から学んでみましょう。
これも全399ページもあり、大変読み応えがありますが、
読者の方々には、何かしら有益な知恵を身につけられますよう、
館長以下スタッフ一同、心より祈っております。


e‐ビジネス―企業変革のロードマップ

e‐ビジネス―企業変革のロードマップ