「顧客の声」は本当にビジネスに役立つのか?

「顧客の声」は本当にビジネスに役立つのか?

「顧客の声」は本当にビジネスに役立つのか?

目次

第1章 小さな企業がネット・コミュニティで成功する理由(インターネットは消費者の情報発信という手段を与えた
成功したインターネット・ビジネスに共通するもの ほか)
第2章 ネット・コミュニティというビジネスについて知る(インターネット=双方向というのは大間違い(?!)
コミュニティという手段で企業は何を目指すのか?(ユーザーサイドのメリット
企業サイドのメリット ほか))
第3章 ネット・コミュニティ・ビジネスの成り立ちと各ビジネスモデル(ポータルサイトのコミュニティ
「場の提供に徹すべき」なのはポータルサイトのトライ&エラーが教えてくれる ほか)
第4章 コミュニティを実際に始めるには?(コミュニティ構築の手順
ミッションの決定 ほか)
第5章 「ユーザーを識る」ということへの挑戦(ネット上のマイノリティ「女性」、「主婦」の声を聞くために
「スピード」と「価格」が売りのネットリサーチの普及―しかし、我々は、「さらに早く!」「さらに安く!」 ほか)


内容(「BOOK」データベースより)
「モノが売れない時代」と言われる。「ヒット商品」でさえ、企業が予想してヒット商品になるものは少なく、ほとんどが予想だにしなかった商品が「ヒット商品」となっている。企業と顧客が「いかにすれ違っているか」を象徴している事例であり、そのため、昨今、企業では「顧客の声を聞こう」という動きが盛んになっている。しかし、「掛け声倒れ」に終わってしまっているのが現状である。そこで注目を浴びているのが「ネット・コミュニティ」という便利なツールだ。本書ではインターネット上のコミュニティに集まるユーザーの声をテキストマイニング(数字ではなく言葉を分析する手法)分析し、数々の大企業のヒット商品を手掛けている小さなベンチャー企業のノウハウを包み隠さず公開している。

内容(「MARC」データベースより)
マーケティングの要は顧客の声を聞くことだが、その収集には膨大なコストと時間がかかる。これを解決する手法である「ネット・コミュニティ」の仕組みを紹介。ヒット商品を手掛けるベンチャー企業のノウハウを包み隠さず公開。


出版社からのコメント
ネットバブルの崩壊とともに、多くのインターネット企業が倒産や存続の危機に瀕しています。一方で、価格コム社やマクロミル社のように、ネットバブルを超えるような株式公開益を上げているインターネット企業もあります。
この違いは、既存のインターネット広告モデルに固執しているか新しいビジネスモデルにチャレンジしているかの差ではないでしょうか?
本書の著者は小さな地方企業ながら、数々のヒット商品開発などにより、現在、マスコミ等が最も注目をしている〓1女性サイトの運営会社です。
本書では、小さな企業が大企業に勝つために最も有利なネット・コミュニティというビジネスモデルに関して、惜しみなくノウハウを公開しています。


著者からのコメント
以下のようなサイトがあると聞いて、あなたは、どんな大企業が運営しているのだろうと思うのではないでしょうか?
・ 1日の投稿数20,000件で女性サイトとしては日本最大級。
・ 『あなたが便利と思うホームページは? (エッジ社主催)』 という有名な調査で、Yahoo!Google、MSN、楽天、goo等の大きなポータルサイトに肉薄し、第7位に選ばれる。
・ 毎週、メディアからサイトやビジネスの取材依頼がある。
・そのサイトでユーザーの声を集めて、いくつもの大ヒット商品の開発をサポートしている(あなたが今、手にとっているお茶、昨日、使ったシャンプーも、そのサイトのユーザーの声が活かされているのです)。 ・長年続いた長寿ブランドのCMのコンセプトが、そのサイトでのヒアリング調査で正反対の方向性のものに一変されて、それが大成功。
・ サイト内の、ユーザーのやり取りが大企業の役員会でリアルタイムで実況され、経営の意思決定の参考にされている。
さあ、どうですか?
しかし、これは決して、どこかの大企業の話ではありません。
これは、福岡の小さな20人ほどのベンチャー企業の仕業(しわざ)・・・。
いや、失礼。
仕事(しごと)なのです。
監修者:藤田憲一 〓ジェイマーチ取締役CEO(最高経営責任者