アメリカで医者をやるにはわけがある 在米外科医の見た日米事情
アメリカで医者をやるにはわけがある―在米外科医の見た日米事情
- 作者: 木村健
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1995/07
- メディア: 単行本
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医者の目が見た日米文化事情
「規則が人に合わないなら、 規則のほうを変えりゃいい」
という国に暮らしつつ、
はるか日本を眺めてみた。
神戸の病院で小児外科医ドクター・キムラは苦悩していた。
自分が開発した画期的な治療法を広めたいという希望を、
ニッポンの役所はなかなか認めないのだ。
そんなおり、アメリカの新設病院から誘いの声がかかった。
アメリカのほうが医者としての可能性は広がる・・・?
医療問題をはじめとして、親子関係、教育問題、労働観・人生観、
さらには不思議な生活習慣にいたるまでの日米比較。
アメリカの医学部卒業生は、
卒業に際して“ヒポクラテスの誓い”という宣誓をさせられる。
「新しい治療方法を開発・発見した場合、 これを個人の財として専有せず、広く公開し全人類に役立てる」