伸びない市場で稼ぐ!

ビジネスパーソンの皆様、こんにちは。

ウソツキが、また国家元首になった日本と言う国は、もう終わりかもしれませんねw

とはいっても、嘆いてばかりはいられませんよね。
徹底的に自分を磨いて、この国の腐敗しきった社会と対峙していく強さと、優しさが、必要ではないでしょうか?

そのためには、『東京ビジネス図書館』がご紹介する『いい本』を読んで、本物のビジネスの力を身につけてください。

さて、今日見つけた『いい本』は、いまの日本のビジネスに必要な、こちらの本です。  


伸びない市場で稼ぐ!成熟市場の2ケタ成長戦略

伸びない市場で稼ぐ!成熟市場の2ケタ成長戦略


これまでの成長戦略は通用しない!

「製品イノベーション」だけではゼロ成長市場を打ち破れない。
顧客自身も気づかないニーズを予見し、ビジネスの領域を広げ、自分と顧客の利益に結びつける。
このディマンド・イノベーションこそが、常識を超えた成長を実現するカギだ。

いまある市場を根本から見直せ!


「日本語版への序文」を読んでみましょう・・・

20年前、利益成長へのカギは製品やプロセスのイノベーションが握っていた。
企業は優れた製品を開発し、市場シェアを手に入れ、海外市場へ進出し、
コスト削減を進め、規模の劣るライバル企業を次々と買収した。
日本企業は自動車、家電、工業用機械など多くの製品分野での
継続的な品質改善や特徴づけ、コスト削減にとりわけ秀でていた。
ところが、ここ10年来、この究極の成長方程式も機能不全に追い込まれた。
未来の利益成長をいかにしてもたらせばいいのか?
この投資家の最大の関心事に、かつては成功を収めてきた企業が応えられなくなり、
多くの企業が急速に市場価値を失っている。
これまでの方程式が通用しないゼロ成長時代に、
すぐにでも取り組むべき課題とは次の四つである。

1 市場飽和状態とゼロ成長時代への洞察
2 新しく、強力な成長方法論の確立
3 活用されていない隠れた資産を活かす潜在能力
4 高成長と利益を創り出すディマンド・イノベーション


重要課題ではなかった成長戦略

ごく最近まで、収益成長を創出するための成長戦略は、
多くの大企業にとって取り組むべき重要課題ではなかった。
優れた新製品の開発、海外市場への進出、市場とセグメントの統合を目的としたライバル企業の買収といった、
従来型成長モデルが十分に機能していたからだ。
だが、ここ10年、こうした従来型成長モデルには限界が見え始めた。
企業の海外展開は行き着くところまで到達し、多くの事業分野は統合され、
大規模な製品イノベーションの頻度は減りつつある。
(製薬やハイテク業界など一部の分野を除く)
製品イノベーションは、20世紀の成長をもたらした最大の原動力といっても過言ではない。
しかし今日、抜本的なイノベーションは減る一方で、
市場飽和の状態をさらに加熱させる単なる後追いや製品の多様化ばかりになっている。
多くの製品中心型ビジネスモデルでは、
市場はティーカップから溢れんばかりの飽和点に達している。
まさにいま、別のティーカップを探さなければならない時期が到来しているのだ。


「ん?・・・今日は機嫌が悪いのかい?・・・コメントは、ないのかい?」
東京ビジネス図書館 館長


需要の革新・・・・・・ディマンド・イノベーション

とはいえ、これまでとはかけ離れたカップを探しまわる必要はない。
現在の市場と顧客を見直すだけでいいのだ。
ただし、「製品」というレンズだけではなく、
「顧客のトータルな経済的課題」というレンズを通して見直すことが必要だ。
顧客の「より高次元のニーズ」(純粋な製品の機能を超えたニーズ)は何か、
顧客の経済性を改善するために何ができるか、と問い直してみよう。
「難問は宝だ」という格言がある。
巧みに問題を解決できる人の手にかかれば、確かにその通りである。
これをビジネスの現状にあてはめてみよう。
顧客の利益改善(消費者にとっては支出改善)に役立つ方法を生み出し、
新たな価値を提供できる企業にとっては、
顧客の経済的課題は宝だということになる。


な、なしのつぶて、ですか?
東京ビジネス図書館 館長(グスッ)


著者のひとり、エイドリアン・スライウォツキーは、次のような『いい本』も書いていますね・・・


プロフィット・ゾーン経営戦略―真の利益中心型ビジネスへの革新

プロフィット・ゾーン経営戦略―真の利益中心型ビジネスへの革新


デジタル・ビジネスデザイン戦略―最強の「バリュー・プロポジション」実現のために

デジタル・ビジネスデザイン戦略―最強の「バリュー・プロポジション」実現のために


ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか



それでは、これからの時代を生き抜く力を学びましょう。
これは全331ページ、ジックリ読んでくださいね。
読者の方々には、何かしら有益な知恵を身につけられますよう、
館長以下スタッフ一同、心より祈っております。


伸びない市場で稼ぐ!成熟市場の2ケタ成長戦略

伸びない市場で稼ぐ!成熟市場の2ケタ成長戦略