トム・ピーターズの経営破壊

ファンキービジネスパーソンの皆様、こんにちは。

さあ! 今日もファンキーに仕事されてきましたか??

今週は、仕事も遊びも、ファンキー! で、本当の自分をさらけ出すのも、いいかもしれませんよ。

『東京ビジネス図書館』がご紹介する『いい本』を読んで、本物のビジネスの力を身につけてください。

さて、今日見つけた『いい本』は、すべてがぶっ飛ぶ、こちらの本です。


トム・ピーターズの経営破壊

トム・ピーターズの経営破壊


これからの時代を制するのは
クレージーな[ネットワーク型]組織だ!

もう、リストラやリエンジニアリングではしのげない。
これまでの組織と経営者・従業員の常識を
徹底的に破壊することが必要だ。

すべての組織が、あらゆるものを廃棄する覚悟をしなければならない。
    ・・・ピーター・ドラッカー 経営学
会社の社長は・・・率先して組織を解体する人間でなければならない。
    ・・・ハリー・クァドラッチ クァド/グラフィックスのCEO
経営陣に刃向かってこそ、いい仕事ができる。
    ・・・ボブ・ウッドワード ジャーナリストから社長業に転向
会社の魂と呼べるもの以外は、ぜんぶ下請けに出してしまえばいい。
    ・・・フェデラル・エクスプレスの某役員
「生き残れるのはパラノイアの人間だけだ」
    ・・・アンディ・グローブ インテル社CEO
「こんな時代には、二種類の経営者しか存在しない。
生者と死者、つまり素早く対応して生き残る経営者と、
対応できずに破滅する経営者だ」
    ・・・デーヴィッド・ヴァイス ノーザン・テレコム社

われわれは今や単なる変革どころか、
これまでの常識的なやり方を文字どおり
破棄しなければならない段階に来ているのだ。
「変革」という言葉は、もう忘れてしまおう。

これからのキーワードは
「廃棄」と「革命」である。

われわれは、今の組織の基本的な問題は
「非常識の欠如」にあるということを認識する必要がある。

われわれは常識が通用しないビジネスの世界に、
常識的な組織で対処しようとしているのだ。

新しい経営理論ですら相変わらず
創造性と情熱の問題に目を向けようとしていない。

今ほど、ビジネスの世界で創造性と情熱が
重要な価値をもつ時代はないというのに。

われわれのやること。
われわれのつくるもの。
われわれの働き方。
そのどれもがほかならぬ革命そのものの主題なのだ。


かつては、すべての人々が同じ建物のなかで仕事をしていた。
すぐれた人材は会社の内部にいると思い込んでいた。


移り気な消費者の要求に答えるためには、
企業の枠にとらわれずにさまざまな知識を集め、
それを素早くまとめる能力が必要だ。

「われわれは、これまで以上にモノではなく頭で勝負しようとしている」
    ・・・ジョージ・ヘッグ 元3M社企業戦略プランナー

「“人間の想像力をマネジメントする”とはどういうことか、
わかる人はいませんか?」

「触ることのできる物だったら大したものではない」
    ・・・ある経営者

大事なのはモノではなく知能、
唯一の強みは人間の想像力
・・・現代社会はソフトがものをいう世界、
もはや体力がものをいう時代ではない。


世界が一つに結ばれる「地球村」の実現に呼応するかのように、
今やテクノロジー革命が日進月歩の勢いで進行している。

「高度な知識に根ざした付加価値の高い製品をつくり、
輸出型の経済を創出する」

先進国も開発途上国もまったく同じ戦略を推し進めようとしている。

「今は、流行を生み出すわくわくするような
新製品が決定的に不足している」
    ・・・デーヴィッド・グラス ウォルマート社会長

「新しいもの、人びとを引きつけるものを生み出すには、
本物の創造力が必要だ」
    ・・・ゲリー・オコネル 『アドヴァタイジング・エイジ』
        マルチメディア専門家

もし歴史が繰り返すとすれば、
新しいテクノロジーがもたらす衝撃は25年程度で鎮静するとしても、
社会全体の調整作用が終わるのは100年先のことになるだろう。

企業も政府も変革を余儀なくされるのだから、
われわれ自身も変わらなければならない。

これからの時代に必要なのは、
もの好きといささかの狂気、
学ぶことへの飽くなき欲求、
向こうみずな勇気だ。

自社製品のカタログのなかに、興味深い製品は見つかるだろうか。
思わず息を呑むような、まさに文字通り新鮮なアイデアが、
いくつあるだろうか。

あなたの「製品」はきらめき輝いているだろうか。
モノ重視から知能とサービス重視への転換を検証すること。
「人間の想像力」を育てること。
あるプロジェクトを進める際、
人材をまず社内ではなく社外に求めているだろうか。

(わが社にはあらゆる分野の最高の人材がそろっているなどという、
不遜な考えの人はいないだろうか)


あなた自身と、あなたが所属している部署および会社は、
「あらゆるものを廃棄する」覚悟ができているだろうか。

過去一年間に廃棄または廃止した(変更ではない)
製品と工程はどれだけあるか。

これからの時代、
パラノイア(偏執症)は病気ではなくなる。
それどころか職を確保し、
会社の業績をアップさせるための第一条件になる。


ファンキーーーー! いぇーいw

ワクワクしてきますネ。こんなにおもしろい「いい本」は、彼の本ぐらいなモノですね。

これは全398ページ、でも、ファンキーになって読めると思います。

読者の方々には、何かしら有益な知恵を身につけられますよう、

館長以下スタッフ一同、心より祈っております。


トム・ピーターズの経営破壊

トム・ピーターズの経営破壊