明日の世界を読む力
- 作者: ポール・A.ラウディシナ,Paul A. Laudicina,深沢政彦
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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目次
序章 行動が必要
第1章 グローバル化―二歩前進、一歩後退
第2章 人口動態―極端な時代
第3章 新しい消費者―細分化した世界で結びつく
第4章 天然資源と環境―限界を伸ばす
第5章 規制とNGOなどによる活動―新たな課題
第6章 将来のビジョン
第7章 嵐の時代にリスクの海を航海する
内容(「BOOK」データベースより)
グローバル化、人口動態、新しい消費者、天然資源と環境、規制とNGO、この5つのリスクを制する企業が未来の覇者になる。
内容(「MARC」データベースより)
グローバル化、人口動態、新しい消費者、天然資源と環境、規制とNGO…。この5つのリスクを制する企業が未来の覇者になる。A.T.カーニーが実施したコンサルティングプロジェクトのアプローチを基にした提言。
出版社からのコメント
本書は、新しいグローバル環境において企業経営者が企業・事業戦略を策定するために必要な実践的フレームワークを提供するものである。
具体的には、これからのグローバルビジネス環境を形成するカギとなるものとして、次の5つの要因を特定している。1グローバリゼーション、2人口動態、3 消費者行動と嗜好の変化、4枯渇する天然資源、5法規制と非政府組織(NGO)活動。筆者は長年の経験と研究から5つの要因について深い洞察を加える。テロの恐怖や中東情勢の混迷化など、ビジネス環境は不安定性を増すばかりだ。
成長を目指す日本企業にとって、これからの国際政治情勢や経済の流れを見すえ、さまざまなリスクに対応し、新しい成長機会を創り出していく必要性は高まる一方である。本書はこうした読者のニーズにズバリこたえるものである。
中国、ロシア、フランスでも翻訳書刊行が決定。ドイツ、スペイン、ポルトガル、韓国、トルコ、ノルウェーでも刊行の見込みだ。世界でも広く注目されている一書である。
著者からのコメント
本書の狙いは、企業の経営者に対して戦略設計プロセスの再開とその再活性化を喚起することである。綿密に組み立てられた戦略は、世界に目を開かせ、そこにある無数の機会をつかみとるように企業の経営者を鼓舞し、激励することになるだろう。また、そうあるべきだ。それはまた企業の経営者のグローバルな活動に伴うリスクの回避にも役立つ。
戦略設計の方式は個々の企業や特定の部門の特性、カルチャー、ニーズによって異なるため、本書では世界情勢に合わせて戦略を「いかに」構築するかについては示されていない。複雑で当惑することの多い世界で、変化の兆しを正確に読み取るためのダイナミックで体系化された方法を開発することが「なぜ」重要なのかが示されている。